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Asu no chikyû sedai no tameni (1975)

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Asu no chikyû sedai no tameni

(1975)–Willem Oltmans–rechtenstatus Auteursrechtelijk beschermd

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8 鄧小平

鄧小平(とぅ・しょぅへい)副首相は中国大陸四川省で ー九〇四年に生まれた。彼は周恩来にならって十六歳の時 フランスに留学した。そこで二人は初めて出会った。鄧小平氏はモスクヮを経由して本国に燔り、ー九三七年広西省 で、蔣介石に指導された国民党に抗載していた北伐ゲリラ 部隊に参加した。彼は一九三五年にも毛沢東の指導にょる 伝説的「長征」に政治部貝として参加した。彼は最高抱導 幹部の道を突き進んでいたが、有名な文化大革命の最中に 恰好な攻擊の的にしたてあげられ「悪にどっぶりつかっ た」安楽を求める夹権派とし て非難された。彼はトランプ 遊びに熱中したり、北京のレストランから高級食糧やオー ドブルを注文したりしたことを非雕された。 一九六七年彼 は反革命思想を持っていたことを自己批判し、その罪を紅 衛兵に告白したと伝えられている。大方の予想に反して彼 は一九七三年四月十二日、北京における国家宴会で公衆の 前に再び姿を現わした。 一九七四年四月彼は突然中華人民共和国の副首相として、アルジエリアのフアリ・ブーメディェン大統領の召集した国連資特別会議で演説すること になった。

編者と原著出版者はオヲンダ外務省、北京のオランダ大 使館、へーグの北京大使館等を通じて、このシリーズのた めに中共の要人と接触する努力をした。だが中国側の反応 は全く消極的であった。にもかかわらず、 編者はこのシン ポジウムで中国人の考え方が不在であってはならないと。 じたので、 ー九七四年四月十日に国連総会の特別会議で行 なわれ、国連本部から発行された部氏の演説の全文をここに紹介する。

天然資源と開発に関する国連総会の特別会議はアルジエリア人民民主共和国の革命評議会議長フアリ・ブーメ ディエン氏の提案と世界の大多数の国々の支持を得て、ここに成功のぅちに招集されました。帝国主義者の搾取と略奪に反対し国際間の経済関係に変更をもたらすため に、国連が涎生して以来ニ九年後初めて、この重要な問

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題を特別に討議するために開かれたのであります。この ことは国際関係に起こった重要な変化を反映しています。中国政府はこの会謎の召集を歓迎し各国の経済的利益と権利を守り、帝国主義おょび特に期権主我に反対し開発途上国の団結を強化するために中国が赏献すること を希望します。

現在国際情勢は途上国と世界の人民のために有利に働 いています。更に植民地主我、帝国主義、覇権主義の古 い秩序は根底から崩壊しつつあります。国際関係は根本 的に変化しています。全世界は混沌と不安の中にありま す。中国はこれを「天下大乱」と呼んでいます。この 「混乱」は現代の基本的な全ての矛盾が深まった結果で あります。これは反動勢力の退廃と解体を一層促進し、人民の新しいカの党酕と成長を促しています。

この「天下の大乱」の状況下にあって世界の全ての政 治的努力は、カと肫争の長期の試練を通して根本的分化 と再編成を経験しました。アジアの大多数、アフリヵ、ラテン・アメリヵの諸国は次々と独立を勝ち取り、世界 情勢に大きな役割を果たしつつあります。社会帝同主我 の出現の結果、第二次大戦後しばらく存在した社会主義 陣営はもはや存在しません。資本主義の不均等な発展の法則のために、西側の帝国主義陣営も解体しつつありま す。国際関係の変化から判断すると、今日世界は三つの陣営に分化し、相互に依存し合い、矛盾し た関係にあり ます。米国とソ連は第ー陣営に属します。アジア、アフ リカ、ラテン・アメリカ、その他の途上国は第三陣営を つくっています。先進国は第二陣営をつくっています。 二つの超大国、米固とソ連は無益な覇権を追求していま す。このニ国は、各自のやり方でアジア、アフリカ、ラ テン・アメリカを自国の支配下に。こぅと努力していま す。彼等は先進国の脅威にもなっています。

このニ超大国は今日の最大の国際的搾取者、圧制者で あります。彼等は第三次大戦の源でもあります。両国は 巨大な核兵器を所有しています。彼等は軍備競争を拡大 し海外に巨大な基地を。き、全ての国の安全と独立を脅 かしています。彼等は他国を支配、転覆、干渉、攻撃し ています。両国は他国を経済的に抻取し、その宙を略奪 し、資源を横取りしています。他国を威すために社会主 義のレッテルを誇示している超大国が、特に悪質です。この国は軍隊を派遗して「同盟国」チェコスロバキアを 占領しました。更に戦争をけしかけパキス タンを分割しました。これは不名誉な裏切り行為であります。これは

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利己的で無法な行為であります。

大国と途上国にはさまれた先進国の亊情は複雑であり ます。その中のある国はなお第三世界との関係では植民 地主義の形態をとっています。この状態は終わるべきで す。同時に全ての先進国は程度の差はあれ、大国によっ て支配され、威されています。ある国は事実上、大国に よって、いわゆる「家族」的関係の看板の下に従属的地 位にまで下げられました。程度の差はあれ、これらの国 は超大国の隸属関係から逃れよぅと望み、独立と自律性 を求めています。多数の途上国が植民地主義者と帝国主 義者の圧制や搾取に長い間苦しみました が、彼等は政治 的独立を獲得しました。しかし大多数の国は植民地主義者の余力を除去するための歴史的仕事に未だに直面して います。そして国の経済力の建て直しと国家統一に努力 しています。これらの国は広大な面稹を占め、巨大な人 ロを抱え、天然资源は挡富であります、彼等は重圧に苦 しみましたが、それに杭して解放と発展を強く希求して います、国家的解放と独立の脚争のために彼等は巨大な 力を絶えず示威し、素晴らしい勝利を収めました。彼等 は世界史の歯車を前進させる革命的推進力を構成し、植 民地主義、帝国主我、特 に超大国に抗敝するための主力になりつつあります。

ニつの超大国は相互に世界制明を競い、しのぎをけず り合っているので、両国間の矛盾は和解できるものでは ありません。このため、どちらかー方が他方を制圧せざ るを得ないことになります。両国の妥協と共踩は部分 的、一時的、相対的なものにすぎず、両者間の闘争は普 遍的、永統的、絶対的なものであります。結局のところ、 いわゆる「バランスのとれた軍備縮小」や「戦略的軍備 制限」は全くの空しいたわ言であり、事実「パランス」 や「制限」などの可能性はあり得ません。彼等は合意に 逹するかもしれませんが、それは見せか けであり、ごま かしにすぎません。その背後にあるものは強力な激しい 餃争であり、両国の争奪戦は全地球に及んでいます。戦 略的にはョーロッパは抗争の焦点であり、そこで両者は 絶えず対立しています。両国は中近東、地中海、ペルシ ァ湾、ィンド洋、太平洋で競争しています。毎日のよぅ に両者は軍備撤廃を肘誰していますが、実際は珥備拡張 に専念しています。毎日のよぅに彼等は緊張後和の話し 合いはしていますが、実際は緊張をつくり出していま す。彼等が抗争すると、いつも混乱が発生します。帝国 主義、社会帝国主義が存 在する限り世界に平静はあり得

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ず、永統的平和もあり得ません。両者が相互に戦ぅか、または人民が革命に立ち上がるかのどちらかしかあり得 ないのです。毛主席が言っています、「新しい世界戦争 の危険はなお存在している。全ての国の人民はこれに準 備しなければならない。革命は今日世界の主力である」 と。

ニ超大国は自らのアンチ・テーゼをつくりだしまし た。大国が小国を威し、強者が弱者を支配し、宫者が贫 者を制圧するこの超大国のやり方は第三世界と全世界の 人民の怒りを呼び起こしました・アジア、アフリカ、ラ テン・アメリカの人民は植民地主義、帝国主義、摒拖主 義に対抗する脚争において新たな勝利を獲得しつつあり ます。ィンドシナ人民は米国の帝国主我的攻撃と自国の 解放のために前進しつつあります。

第四次中東戦でアラブ諸国とパレスチナ人民はニ超大 国の統制と、「戦争でもない、平和でもない」事態とを 打破し、ィスラエルの侵略に対し巨大な勝利を得まし た。アフリカ人民の帝国主義、植民地主義、人種差別等 に対する闘争は深まりつつあります。ギニア・ビサゥ共 和国は晚火の中から栄光の誕生をみました。モザンビー ク、アンゴラ、ザンビア、ナミビア、アザニア人民の実行しているボルトガル植民地支配に対抗する軍事闘争と 大衆運動、南アフリカと南ローデシアの白人主義に反対する岡争は勝利のぅちに前進しつつありま す。ラテン・アメリ力によって開始された海洋権を守る閼争は、ニ超 大国の海洋制职に対抗するための世界的な閼争に成長し ました。第十回アフリカ機構閣潦会議、第四回非同盟国 頂上会議、アラブ頂上会議、ィスラム頂上会議、は帝国主義、萌権主義、シオニズム、人種差別等に対して強い抗 議の声を発表することにより、にっくき敵に対する共同 防衛と発展途上国の団結を強化するための強い決意と決 心を示しました。アジア、アフリカ、ラテン・アメリカ の諸国とその人民は着実に前進しつつ、帝国主義、殊に ニ超大国の基本的弱点を 暴蒔しました。特にニ超大国は 外面的には強力だが内部的には弱体なのです。両国の世 界を支配しよぅとする野蛮な野望は手痛い打撃を受けま した。

ニ超大国の摒権主義と権力政治はまた先進国に強い不 满を巻き起こしました。超大国の統制、干渉、威し、搾取、経済危機の転嫁に対する先進国の抗争も日ごとに大 きくなりました。これらの国の拥争は国際関係の発展に も重大な影響を与ぇました。

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ニ超大国の覉権力の過大評価と人民の力の過小評価に ついては根拠がないということは多くの事実が示してい ます。真に力があるのはニ、三の超大国ではありませ ん。真の力は第三世界の中にあり、全ての国の団結と闕争、勝利を獲得する勇気にあります。第三世界の多数の 国は長期の闘争によって政治的独立を獲得したのであり ますから、この基礎の上に立って、彼等はまちがいなく 持統的闕争を実行することによって不平等、支配、搾取 の上に立った国際的経済関係に徹底的な変更をもたらす ことが可能であり、そうして各国の自主的 な発展の基本 的条件をつくり出すことを目標にしています。これは当 事国の団結と全世界の人民 - これには米国やソ速の人 民も含まれますが - が同盟ー致して初めて可能であります。

天然資源と開発の問題の本質は発展途上国が努力して 国家主権を守り、国家経済を発連させ、帝国主義と戦 い、特に超大国の略奪と支配に対して抗争することで す。これは第三世界とその人民が帝国主義、植民地主義、 职権主義と戦う最近における重要な闘争の一面でありま す。

ご存知のように過去数世紀間、植民地主義と帝国主義は非道にもアジア、アフリカ、ラテン・アメリカの人民 を奴隸化し略奪したのです。彼等は原住民の安い労锄カ と豊かな資源を搾取し一面的な単一生産経済を押しつけ ることによって、高利潤の横領、低廉な典産物や鉱物生 産品の横領、工業生産品のダンピング、土着産業の締め 殺し、不等価交換等々の操作をして結局莫大な利益を強 奪しています。先進国の豊かさと途上国の贫困は帝国 主我者と植民地主義者の略奪による政策の結果でありま す。

政治的独立を勝ち取った第三世界の多くの国では経済的生命線は程度の差はあれ、なお植民地主義と帝国主義 によって支配され、古い経済梆造は根底からは変化して いません。帝国主義者、特に超大国は新植民地主義を採用して途上国に対する略奪と神取を継統強化しよぅと企 てています。彼等は資本を途上国に輪出し「多国籍企業」といった国際的独占機関を持ち、これらの国に「国家内国家」をつくりあげ、経済的押取と政治的干渉を行 なつています。

国際市場においての独占体制を利用して、彼等は自国 の生産品の値段をつりあげ、途上国から輪入する資源の 値段を無理に引き下げて莫大な利潤を得ています。しか

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しながら資本主義囯の政治的経済的危機の増大と相互の競争の激しさのために彼等は経済的かつ通貨的危機を途上国に転嫁させ途上国への略奪を強化しているのであり ます。

社会主我国と自称する超大国が新植民地主義的経済略奪においてょり控え目だとは決して苜えないことを捎摘 せねばなりません。この国はいわゆる「経済協力」とか 「国際的分業」といぅ大我名分を用いて、その「家族のー貝」から莫大な利潤を強奪するために高圧的な手段に 訴えています。他国を播牲にして利益を手に入れて、他 の帝国主義国の例にみられない方法を実行しています。「援助」や「協力」の看板の下に超大国が経営している 「共同企業」なるものは、本質的には多国籍企業のコピーにすぎません。時代遅れの機械や通常兵 器に高い姐段 を課して発展途上国の天然資源や農産物と交換していま す。兵器、弾薬を不当に売りつけ、超大国は国際的な死 の商人になりました。それは他国の困雔につけ入り負俱 の支払いを強要しています。最近の中東戦争でこの超大国は軍需品を巨額の外貨で売りつけ、その金でアラブの 石油を安く置いあげ、その石油を高い値段で他国に売っ て、またたく間に英大な利潤をせしめました。更にその超大国は「制限された国家主権」を説教して途上国の資 源は国際的共有財産であると言いふらし、「天然資源の主権は大方途上国の産業開 発能力に依存している」とま で主張しています。これは全くの帝国主義者の虚偽であ り、他の超大国の宣伝する「相互依存」(これも実際に は搾取的関係の保持を意味します)ょりもっと空けすけ です。真の社会主義国は国際主義の原理に立ち、圧制さ れた国に授助と協力を与え、その国の経済発展を助けな ければならないのです。しかし、この超大国はその反対 のことをやっています。これは言葉だけは社会主義であ っても行為においては帝国主義であることを証明してい ます。

超大国にょる植民地主義的、帝国主義的略奪と榨取は 贫しい国を更に贫しく、苗める国を更に貧かにさせ、両 者の格差をますます拡大させています。帝国主義は発展 途上国の解放と進歩に敢大の障害になっています。発展 途上国が帝国主義的独占と略奪を終焉させ、その陣害物 を排除し、自らの経済的資源と権利、利益を守ることは 全く正しいのであります。

帝国主義的行為、特に超大国のそれは発展途上国の経 済的解放の道を決して抑し止めることはできません。最

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近の中東戦争で結束したァラブ諸国は石油を武器として 使用し、シオニズムとその支持者に決定的打擊を加えま した。彼等は巧妙にしかも正しく実行しました。これは 帝国主義に対する発展途上国の画期的行為でした。こ れは第三世界の戦意を著しく高め帝国主義の傲慢さをく じきました。これは帝国主義にょる国際的独占を破壊し 発展途上国の団結を示したものです。もし帝国主義的独 占が結集して市場を自由にあやつることができるのであ れば、なぜ発展途上国が団結して帝国主義者の独占を破 壊し自由の権利と利益を守ることがで きないのでしょぅ か。石油は人民の視野を広げました。石油戦略で得られ た成果は天然資源の場合にも利用できます。

途上国の資源保護岡争の重要性は経済分野に制限すべ きではないことを指摘せねばなりません。革備拡張、戦 争準備、期椎鞔争を突行するために超大国は第三世界の 資源を食欲に略奪せざるを得ません。発展途上国が自国 の資源を支配し保護することは政治的独立の安全と経済 発展のために本質的なものであり、超大国の軍備拡張、 晩争準備、侵略戦争を阻止するためにも必要であります。

私達は第三世界の経済発展を促進するためには、政治的独立を守ることが第一だと考えています。政治的独立 を獲得すれば、人民は第一歩を踏んだことになります。 次にこの独立を強化しなければなりません。と言ぅのは 国内に植民地主我の余力が存在し、国外には帝国主我と 覇権主義による侵略と転覆の危険が存在しているからで す。政治的独立の安定強化は、必然的に絶えず反復した 岡争過程でなければなりません。結局、政治的独立と経 済的独立とは不可分です。政治的独立がなければ、経済 的独立は不可能です。経済的独立がなけ れば、一国の独 立は不完全で不安定なものです。

発展途上国は、自国の経済を自主的に発展させるため の大きな潜在力を持っています。各国が自国の特殊な条件をよくみつめて絶えまない努力を惜しまず、独立と自力更生の道に前進するならば、工業と農業の現代化の前 世代が到逹し得なかった高水準の発展にまで逹すること は全く可能であります。途上国の発展可能性についての 問題、帝国主義によって広められた悲観論と絶望観は全 く根拠のないものであり、外部的動機によって広がって Vます。

自助とは、その国が人民の知恵と力を偁じ、経済的生 命線を支配し、资源を充分に利用し、食糧生産を増加さ

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せ、自国の経済を徐々に計画的に発展させることです。独立と自助の政策は国の現実を無視することではありません。異なった状況の区別はつけなくてはならないし、各国は特殊祺情のもとにおいて自助を実践する途を見出さなくてはなりません。現段階では、経済発展をめざす途上国は先ず最初に天然资源を自国の支配下に屘き徐々に外国资本の支配を取り払ぅべきです。多くの発展途上 国では天然資源の生産は国民経済の大きな部分を占めています。もし彼等が自らの手で天然资源の生産、使用、販売、輪送を実行し、工業と農業の成 長発展のために必要な物資を獲得するために交易条件が平等な贸易に基づいて正しい値段で売買が可能ならば、彼等は直面している困難を一歩一歩解決することができますし、贫困と後 進性から早く立ち直ることができるのであります。

自助は決して「自己に閉じこもる」ことや外国の授助 を拒否することではありません。国の主権、平等、相互 利益に基づいて各国が相互に経済的技術的交流を行な い、自国の不足している物資を補ぅために物资の交換は 必要であることなど、私逹は常に重要なことであると思 つております。

しかし私達は発展途上国間の経済協カを特に重要視しています。第三世界は過去において共同の運命を共に経 験しました。現在植民地主義、新植民地主義、超大国の期権主義に抗戦する共通の仕事に直面しており、国家建設、国家経済発展のために奮闘しています。私违はより いっそう強く結束しなくてはなりません。決して相互に対立てはなりません。特に超大国の帝国主我者は私逹発展途上国間の相違を利用して不和と分裂の種をまき、 彼等による支配、操作、奮闘を維統しようとしています。私達は常に監视していなくてはなりません 。私達発展途上国問の相違は当事者間の話し合いによって解消さ れるでしょうし、またそうしなければなりません。私逹は、石油問題で発展途上国が货栴的な努力を行ない解決をみつけるために適切な方法を捜していることを軎んでいます。私违発展途上国は相互に政治的に支拨し合い、経済的にも助け合うべきです。私連の努力は真の平等に 基づいた努力であり、広い展望を持っています。

第三世界の国々は現在の不平等な国際経済関係を変え ることを強く要求し、多くの改革案を提示しました。中国政府とその人民は第三世界によって提出された提案を 温かくかつ堅く支持します。

私達は政治的、経済的関係については、世界の国々が

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[p. 87]

国家主権と領土保全の相互尊重、相互不可侵、内政相互 不干渉、平等と相互利益、平和共存の五原則に則るべき だと考えます。これらの原則に違反する地球上のいかなる国の萌権主義にも反対します。

私逹は各国の琪情はその国の人民にょって対処される べきであると考えます。発展途上国の人民は自国の社会 経済体制について自ら選択、決断する権利を持つべきで あります。発展途上国の永久的主権と使用権が自国の天 然資源に対して認められるべきであります。私逹は、発 展途上国が全ての外資、特に国際的企業を自国の支配と 管理のもとに莳き、さらに国有化にまで及ぶ行動を支持 します。

私逹は「個別的おょぴ集団的自助」を通して発展途上 国の国民経済の発展をはかることを支持します。

大国、小国、富める国、贫しい国、全ての国は平等でなければなりません。国際間の経済亊情は一、ニの超大国の独占支配に陥ることなく、世界の全ての国にょる共 同管理のもとに。かれるべきであります。私達は世界人ロの大部分を構成する発展途上国の充分な権利を支持し ます、それは国際贸易、金融、船積、その他の問題に対する自己決定に参加する拖利であります。

国際贸易は平等、相互利益、必要物資の交換の原理に 基づいて行なわれるべきだと考えます。私達は発展途上 国の資源、農産物、半加工製品の質易の交易条件を改善 し、市場を拡大し、平等で有利な価格を設定したいとい ぅ強い要求を支持します。私违は発展途上国が植民地主 義、帝国主義、职権主義に対してー致して闘ぅために、 種々の原料輪出国機構を確立することを支持します。

私逹は発展途上国に対する経済拨助は、受け容れ国の主権を厳密に尊重し、いかなる政治的軍事的条件も付与しないよぅに、また特権や過度の利潤を強要してはなら ないと考えます。発展途上国への借款は利息を無くする か、低利息にすべきであり、元金と利息の延べ払いを許 すべきであります。なお必要とあらば借款の低減や帳消 しをすべきであります。私達は援助の名のもとに高利貸しやゆすりによつて発展途上国が搾取されるニとに反対 します。

私逹は発展途上国に移転される技術は実際的、経済 的、効率的、利便的であるべきだと考えます。発展途上国に派逍された専門家はその国に住む人民に良心的に知 識を教え、その国の法律や惯習を尊茧する我務があります。彼等は特別な要求や快適さを要求してはならない

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[p. 88]

し、まして不法な活動に従取してはなりません。

中国は社会主義国であり、同時に発展途上国でありま す。中国は第三世界に厲しています。毛主席の教えに従 い、中国政府と人民は、国家独立を獲得し守るために奮闘している全ての圧迫された人民と国家が自国の経済発 展に努力することを支持し、植民地主義、帝国主装、职 拖主我に反対します。これは私達国際主我者の本分であります。中国は超大国ではなく、今後もそうなるつもりは決してありません。超大国とは何でしょう。超大国とは帝国主義者であり、どこへ行っても他国を従属させ、侵略し、干渉し、支配し、世界征服のた めに転覆、略奪をねらいとしています。もし大きな社会主義国の内部に資本主義が復活したなら、それはまちがいなく超大国に なるでしょう。最近中国で行なわれた文化大革命と批林 批孔運動は資本主我の復活を防ぐことを目的としています。それは、社会主我国である中国は決して自己のヵラーの変更はあり得ないこと、そして圧迫された人民や国 家の側に立つだろうことを保証するものです。もしある 日、中国が自己のヵラーを変更して超大国になったら、もし中国が、世界で暴君の役目を演じ、どこへ行っても 他国を威し、侵略し、搾 取して従属させたならば、世界の人民は中国を社会帝国主義者とみなし、中国に反対し、中国を骚き、中国人民と共に中国政府を倒すために - 団結すべきでしょぅ。

歴史は闘争の中で発展し、世界は動乱の中で前進します。帝国主我者と超大国は困難に直面し袞えつつあります。国々は独立を要求し、国家は解放を、人民は革命を 要求しています。これは歴史の避けがたい潮流です。第三世界の国と人民は結束を強化し、あらゆる努力を味方 に引き入れ、ねばり強く拥争を統けるならば、絶えざる 勝利を獲得することは確実であると、私達は確信してい ます。

(亀川正敬)


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